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古物商許可証の取り方から 古物営業の現実まで〜

 入札、応札、リアル(ライブ)の違い 

 オートオークションでよく使われる用語に、
(! なお、ここで言うオークションとは、自動車商を営む事業者向け会員制の業界中古車オークションの事です。 某ネットオークションとは全く異なります)

 入札、応札、それからリアル(ライブ)と呼ばれる競り用語が御座いますが、

 これら違いは何?

 1. 入札

 予め決められた期間内に、参加希望者(購入希望者)が希望額で ”入札” し、又はより高値で順次入札していき、期間終了後に最高額で入札していた者が落札できる・・・ こういった期間方式の競りシステムでの購入意思表示の事を言います。

 公的機関からの工事請負や競売、ヤフオクなどのイメージに近いかな。
(! 競り開催中、購入希望者は常に立ち合いすることはない)

 2. 応札

 言語的には入札に応じる事とされているが、業界オートオークションでは一台の出品につき僅か数秒、長くても数十秒の間に決着が付くのが一般的であり、この競り中は購入希望者が集まり立ち合いリアルタイムに高値更新していく流れとなっており、

 こういった短時間決戦型の競りシステムによる購入意思表示の事を言います。
(! 参加中の人は皆が皆ボタンを持って臨戦態勢を取っており、スタートのコールと共に一斉に競り合う)

 アニメでよくみる広い会場に多くのスーツ着用者が集まり、どんどん値上がりしていくリアルタイムな競りのイメージに近いかな。
! ちなみにこれら入札・応札の用語につきましては、あくまで自動車業界内での用語であり、他の業界においてまでの適用性までは分かりかねます。 またある程度地域性のものである可能性もあり、他の地域ではニュアンスが異なっていたり、根本的に全く異なっている場合も考えられますので、その辺り予めご承知の上各ご参照のほどを願います

 3. リアル(ライブ)

 中古車の競りは通常、現車オークションと呼ばれ・・・ 会場現地にて現車チェックを行った後 競り会場でモニターを見ながら競りが進行する形となるのですが、
(! アニメのようにいちいち現車が出て来たり、進行役の方によるいちいち説明やトークがあったりしません。 会場には講義室のようにモニター席が個々ならんでおり、その席に座っておき、出品番号管理による進行順に、現車画像と出品票が順次モニター表示されますので、希望する出品車の番になったら競りに参加するーーー みたいな)

 このモニターと同じものを、もしくは似通ったものをネットや衛星回線を使って同時発信し、来場せず遠隔地でも会場本番さながらの競り参加が出来るものをリアル、又はライブなどと呼ばれております。

 テレビで言うところの生中継みたいなイメージかな。

 以上各ご参考までに。

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